阿蘇山:火山の状況に関する解説情報(第088号)

8月13日16時0分 福岡管区気象台
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>  中岳第一火口では、7月28日に発生した噴火が、本日(8月13日)15時現在も継続しています。中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
中岳第一火口では、7月28日に発生した噴火が、本日15時現在も継続しています。期間中、火山灰を含む噴煙が主に火口の北西方向に流れるのを観測しました。なお、この噴火に伴う大きな噴石や火砕流、空振は観測されていません。    夜間には、火映(高感度の草千里監視カメラによる)や火口底での火炎現象(阿蘇火山博物館提供の火口カメラによる)を観測しています。    7月下旬の噴火以降、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり約2000トンから5000トンで推移しています。    火山性微動の振幅は、概ね小さい状態で経過していますが、時々やや大きくなるなど変動を繰り返しています。孤立型微動及び火山性地震は引き続き多い状態が続いています。    GNSS連続観測では、草千里を挟む基線で続いていたわずかな伸びは、6月頃から停滞しています。    このように、火山活動の高まった状態が続いています。
中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。  風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。  地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
火山の状況に関する解説情報(詳細) www.jma.go.jp/jp/volcano/info.html
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