桜島:火山の状況に関する解説情報(第081号)

9月20日16時0分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>  9月17日から9月20日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が引き続き発生するおそれがあります。
桜島では、活発な噴火活動が続いてます。    南岳山頂火口では、噴火が25回発生し、このうち8回が爆発でした。噴煙の高さは最高で火口縁上2600mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で4合目(南岳山頂火口より1300mから1700m)まで達しました。また、同火口では、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。    火山性地震は少ない状態で経過しています。噴火に伴う火山性微動が発生しました。    9月17日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。               火山性地震 火山性微動   爆発   9月17日        7回    0回   2回     18日       25回    0回   5回     19日       22回    5回   0回     20日15時まで  14回    1回   1回    GNSS連続観測では、2019年2月以降、桜島島内の観測データに特段の変化は認められず、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びも2019年2月頃から停滞しています。しかし、それ以前の長期にわたる伸びは解消されていないことから、姶良カルデラの地下深部では、依然マグマが蓄積した状態が継続していると考えられます。
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。  風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。  爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
火山の状況に関する解説情報(詳細) www.jma.go.jp/jp/volcano/info.html
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