桜島:火山の状況に関する解説情報(第077号)

8月7日16時0分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>  8月3日から7日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。
南岳山頂火口では、7月9日以降、噴火(ごく小規模な噴火を含む)は観測されていません。    本日(7日)09時30分頃から、桜島の南西側を震源とする火山性地震が増加し、09時台に26回発生しています。その後10時から15時までに、25回発生しています。火山性微動は観測されていません。
 8月3日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり700トンと前回の観測(7月21日、600トン)と同様、やや少ない状態でした。
 桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部でへのマグマ供給、蓄積が継続しており、桜島島内地下へのマグマ供給も続いていることから、南岳山頂火口を中心に、噴火活動が再び活発化する可能性があります。今後の火山情報に注意してください。
 火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。              火山性地震 火山性微動   爆発   8月3日        0回    0回   0回     4日        0回    0回   0回     5日        1回    0回   0回     6日        0回    0回   0回         7日15時まで  51回    0回   0回
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。  風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。  爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
火山の状況に関する解説情報(詳細) www.jma.go.jp/jp/volcano/info.html
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