桜島:火山の状況に関する解説情報(第090号)

9月14日16時0分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>  9月11日から14日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。
桜島では、噴火活動が続いています。  南岳山頂火口では、ごく小規模な噴火が時々観測されています。また、同火口では、12日及び13日の夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。    火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 11日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり1300トン(前回8月31日、1400トン)とやや多い状態でした。    島内に設置している傾斜計及び伸縮計による地殻変動観測では、特段の変化は認められていません。    桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部へのマグマ供給、蓄積が継続しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量がやや多い状態が続いていることから、南岳山頂火口を中心に、噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意してください。    火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。              火山性地震 火山性微動  爆発   9月11日       0回    0回  0回     12日       3回    0回  0回     13日       2回    0回  0回     14日15時まで  1回    0回  0回
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。  風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。  爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
火山の状況に関する解説情報(詳細) www.jma.go.jp/jp/volcano/info.html
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